おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密/読書レビュー【超初心者向け!お金の講義】
高井浩章さんの「おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」を読んだのでレビュー!
これを読んで、世の中のお金をめぐる仕組みがちょっと見えてきた!
どんな本?
お金に関する超基礎を知りたい!って人一択な本。若者や学生向け。
さくっと読める一冊。
授業風にお話が進んでいき、読者も登場人物の生徒たちと一緒に考えることで、いかにも課題を解いているかのような気分になる。
中学生なら頑張れば読めるかも。高校生以上や、お金のことを基礎から知りたい人向けの内容だと感じた。
作者さんが、もともと娘たちのためにお金を学べる面白いお話を作ろう!としたのが、この本の原点だそうな。なんてすごい教育だ…!
感想
お金を増やすにはどうすればいいか、の課題をはじめ、難題に挑んでいく生徒2人を通して私もお金のあり方を考えさせられた。。
お金の汚い部分にも触れられていて、その中でも必要悪という考え方もあるのだと驚いた。
そして、r>gという式。
一見難しそうに見えるけど、要するにお金持ちは投資などをしてどんどんお金持ちになっていき、一般人とお金持ちの格差はどんどん広がっていく。ということ。
このお金持ち層のレールは代々維持されやすいそうだ。そっちのレールに乗りたいな。
あと、お金とは全く関係ないけども、個人的には、生徒2人の恋愛の行方が気になるところ。
先生がサッチョウさんにアドバイスした内容──追いかけるのではなく自分の道を行け。が、めちゃくちゃいいこと言ってるなと感じた。
まとめ
お金の知識は学校であまり教えてくれないけど、そういう教育をしないと知恵の働く人たちだけがいい思いをする世の中になっちゃうなと思った。
これを機に、もうちょっとお金について学んでみようかな。