ターゲット1900は難関大レベルまで通用する!難易度と使い方を紹介します
高校で配布されたり、多くの受験生になじみの深いターゲット1900。
この単語帳だけで大丈夫なのか、どのレベルまで通用するのかをお伝えします。
難易度
最低でも、中学レベルの英単語をマスターしている人が使うべき単語帳です。
例文や関連語を語彙数に含めると1900語以上ありますが、暗記に不向きなため、全て覚えた場合1900語という想定にしています。
1500語レベル
まず、一番最後のパートの400語をやらなかった場合、総単語数は1500です。
1500語を覚えれば、センター・共通テストで8割程度は取れるようになります(もちろん、文法や読解は身につけているのが前提です)
しかし、文中にたまに出てくる難しい言葉がわからないこともあり、満点レベルは少し苦しいでしょう。
国公立の二次試験では、地方の国公立は十分にカバーできます。
私立の場合、関関同立やMARCHは少し厳しくなります(特に文系は)
1900語レベル(ターゲット完了)
1900語覚えると、センター・共通テストで知らない単語はほとんどなくなります。わからない単語でも、推測やスルーしても問題ない程度です。
そのため、9割や満点が狙えるようになります。
ただし、英熟語は別で英熟語帳を用意してやるべきです!
国公立の二次試験でも、殆どの大学で1900語覚えていれば解くことができます。逆に知らない単語が出たら、それは推測するべき単語だと考えるようにしましょう。
東大・京大を除いた旧帝大でも、単語力はこのくらいあれば十分です。1900語覚えたら、あとは読解練習などの別の能力を伸ばしたほうが効率的です。
東大・京大と医学部だけは1900だと少し足りない印象です。鉄壁などの単語帳を追加でやることをおすすめします。
私立は、関関同立・MARCHには十分に対応できます。MARCHは特に長文の文量が多いので、長文練習をつんでください。知らない単語は推測でいけます!推測練習もつんでください。
上智・早稲田・慶應義塾大学は英語のレベルがかなり高いです。特に早慶は1900では足りないです。もう1冊、難しい単語帳を覚えてください!鉄壁でもいいですし、英検準一級の単語帳もおすすめです。
使い方・覚え方
よく書いて覚える人がいますが、効率が悪いので見て覚えるようにしてください。
1単語あたり1~2秒のペースでどんどん進めていきます。100単語ごとに区切って覚えていくといいでしょう。
数回は声に出して、発音やアクセントに注意しながら覚えましょう。リスニングにも役立ちます!ターゲットの専用アプリで発音が聞けるので活用してください。
例文は難易度が高いため、少し利用しにくいと思います。
また、完璧に日本語訳を覚えるのではなく、イメージとして頭に入れるようにしてください!
数回ではなかなか覚えられません。何十周もして、定着させましょう。
英単語は他教科よりも圧倒的に忘れやすいものなので、毎日必ず(直前期は特に)繰り返してください!
まとめ
ターゲット1900はとても万能な単語帳です!
難関大やMARCHでも間違いなく通用します。単語量に不安を抱いて何冊もの単語帳に手を出さず、これ1冊を完璧にしましょう!